【絶景】能登半島、日帰りドライブ海づくし編!イチ押しのドライブコースと見どころスポットを一挙公開。

【絶景】能登半島、日帰りドライブ海づくし編!イチ押しのドライブコースと見どころスポットを一挙公開。

雲ひとつないスッキリとした晴天の日は、能登半島をドライブするのにピッタリ。🚕

今回は能登ドライブ歴10年以上の私が、珠洲市の海岸沿い「奥能登絶景海道」をメインに走るおすすめのドライブコース “絶景・海づくしコース” をご紹介します。

朝に金沢を出発して日帰りでドライブできるコースとともに、絶景ポイントや立ち寄りスポットを写真付きでまとめました。

奥能登は曽々木海岸や椿展望台、木ノ浦、禄剛崎など自然豊かな見どころスポットがたくさん。金沢とはまた違った魅力がある場所です。

丸一日お休みがとれたら、自然が創りだした素晴らしい絶景を満喫しに出かけてみませんか? 雄大な景色に癒されること間違いなしですよ。😄👍

晴れた日は能登半島へ日帰りドライブに行こう♪おすすめのドライブコース。

◎このドライブコースに最適な条件

おすすめの季節は、新緑の美しい5月から晩夏頃。

また、能登半島の絶景は晴天時に本領を発揮します。曇りや雨の日はまた違った趣を味わえますが、絶対的におすすめしたいのやっぱり快晴の日です。

Memo

天気予報は「AccuWeather」が高確率で当たります。ドライブコースの天気情報をお出かけ前にチェックしておくと安心ですよ。

AccuWeather – 珠洲市の天気予報 »

金沢から半島の最先端へ。
奥能登絶景海道を走る珠洲市海岸沿いコース

今回は珠洲市をメインに「奥能登絶景海道」の海岸沿いを走るコースです。Google map で走行ルートを示すとこんな感じです 👇

金沢から奥能登までのドライブルート概要マップ

ドライブコースの説明

金沢駅から出発し、序盤は無料の自動車専用道路「のと里山海道」のシーサイドビューを楽しみつつ、終点「のと里山空港IC」までフルに利用して一気に能登まで北上します。

次に珠洲道路 (のとスターライン) と県道6号を通って、さらに北上し曽々木海岸へ出ます。

ここからようやくメインの「奥能登絶景海道」の始まりです。( ´艸`)

日本海の荒波と風によって長い歳月を経てつくりだされた岩の数々、高台から望む絶景など風光明媚な見どころスポットが続々登場しますよ。

ベースとなるタイムスケジュール例

ドライブコースの各主要区間の移動距離と所要時間をまとめてみるとこんな感じです。(ランチタイムや休憩は含まれていません。)

<行き>
10:00 金沢出発、のと里山海道
 ↓   約90km、1時間20分
11:20 珠洲道路&県道6号→曽々木
 ↓   約35km、40分
12:00 奥能登絶景海道
 ↓   約50km、1時間30分
13:30 見附島

金沢駅から見附島までは約180km、所要時間は約3時間30分のドライブコースです。こうして見ると結構な移動距離ですね。この距離なら金沢から名古屋まで行けちゃいます。😅

<帰り>
14:00 見附島から珠洲道路へ
 ↓   約130km、1時間50分
15:50 金沢駅到着

帰りの時間を合わせると、移動にはだいたい5時間30分。

これにランチや立ち寄りスポットを追加してお好みのルートにアレンジしてみてください。(。・ω・。)ノ

ドライブ中の絶景ポイント・おすすめ立ち寄りスポット

ここからはドライブ中に堪能できる絶景ポイントや立ち寄りスポットをルート順にご紹介していきますね。

のと里山海道

のと里山海道は金沢と能登を結ぶ大動脈で無料の自動車専用道路です。始点となる内灘・千鳥台交差点から終点「のと里山空港IC」までの距離は約90km。所要時間は1時間20分ほどです。

日本海を望むシーサイドライン

のと里山海道シーサイドライン
▲ のと里山海道シーサイドラインの風景

序盤の内灘ICから千里浜あたりまでは海岸沿いシーサイドラインを走ります。美しい日本海を望めながらドライブできますよ。

仕事にプライベートに何百回と通っている私でも、晴れた日のオーシャンビューを見ると心躍ります。開放的な雰囲気がとっても好きなんです。( ´艸`)

中盤からは緑豊かな山間部、スカイラインを走行

のと里山海道スカイライン
▲ のと里山海道スカイライン

中盤の柳田ICからのと里山空港ICまでは山間部を進んでいきます。緑豊かな山々を堪能できます。

走行時に気をつけたいこと

  • のと里山海道には対面通行区間があります。特に運転に気をつけて走行しましょう。
  • 最高速度は70-80km (一部60km区間あり) です。たまにすごいスピードで駆け抜けていくクルマがいてビックリします。
  • 白バイや覆面パトカーをよく見かけます。速度を守って安全運転でいきましょう。

高松SA – 駐車場が広くトイレが綺麗な休憩スポット

高松SA

のと里山海道にはサービスエリアが沢山あります。特におすすめなのは、始点から17kmほどの場所にある「高松SA」です。

ここは砂浜まで歩いて行けるようになっていて、日本海の潮風を直接肌で感じることができます。

またレストランや売店、足湯、海を眺められるベンチやドッグランなども完備。トイレも綺麗で休憩にぴったりです。詳しくは関連記事からどうぞ。(。・ω・。)ノ

関連記事 のと里山海道「道の駅 高松」はドライブ休憩にぴったりなスポット

道の駅のと千里浜 – お土産&ご当地グルメならココ!

道の駅のと千里浜

もうひとつご紹介したいのが道の駅「のと千里浜 (ちりはま)」。千里浜ICを降りて数分の場所にあります。時間があるなら是非訪れて欲しいスポットです。

ご当地のオシャレなお土産が揃う

能登・羽咋のご当地グルメやお土産が揃う

オープンして数年とまだ新しく、道の駅館内には世界No1の柴野大造さんが手がけるジェラートショップ「MALGA GELATO」や、羽咋産の米粉を使用した美味しいベーカリー、自然派レストランも併設。

この他、お店にはご当地グルメやお土産がかなり豊富に揃っています。帰りに立ち寄ってお土産を買うのもいいですね。

関連記事 羽咋 道の駅『のと千里浜』が楽しい!人気のお土産や限定ご当地グルメがいっぱい♪

関連記事 【世界No.1】マルガージェラートの人気メニューとオススメ店舗一覧 (MAP付き)

のと里山空港 – トイレ休憩やパンフGET!

のと里山空港

里山海道の終点「のと空港IC」まで走り抜けたら、一息入れましょう。

近くのファミリーマートや、のと里山空港内にある観光案内所でパンフレットや地図をゲットしておくと良いですよ。

特に入手しておきたいのは能登半島全域のルートが詳細に描かれた「奥能登ロードマップ」と「ぶらり能登」。無料なのにけっこう役立ちます。

珠洲道路 – サマーシーズンはサルビアロード必見!

約2km続くサルビアロード

珠洲道路(のとスターライン)の「道の駅桜峠」付近では、6月〜9月頃に真っ赤なサルビアが出迎えてくれます。

その距離、なんと2キロ。
そしてこれまでに植えられた苗の数は42,000株以上と言うから更にビックリです。

初めて通ったときは「え〜どこまで続くんっ!?」とその長さに圧倒されました。✨

夏の暑い時期に、これだけ美しく維持されるのは相当大変だと思います。。「来てくれた人に喜んでもらいたい」そんな地元の方々の優しい気持ちが伝わってくるロードです。

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【絶景・海づくし!】奥能登絶景海道を走る✨

曽々木周辺の地図

珠洲道路から県道6号線を走り北上していくと「曽々木」という地区にでます。さぁここから絶景海道のはじまりです。

奥能登絶景海道とは?

珠洲市は石川県能登半島の最先端!断崖地形特有の雄壮な絶景を味わえる「外浦」地域と、対照的に波穏やかな絶景「内浦」地域がどちらも共存している地域です。

外浦と内浦では異なる文化があり、世界農業遺産認定、奥能登国際芸術祭の開催など、世界に誇る文化と自然がある珠洲市を、国道249号から大谷狼煙飯田線の絶景を楽しめる海岸線沿いを「奥能登絶景海道」ルートと設定し、魅力を発信する活動を続けています。

引用:奥能登岬みちづくり協議会より

奥能登絶景海道は国道249号線と県道28号線を乗り継ぎ、能登半島の最先端をぐるりと巡るルートです。曽々木から見附島までの距離は50kmほどで所要時間は1時間30分程度になります。

ここからは私が個人的に大好きな見晴らしの良い絶景ポイントを、撮りためた写真とともにお届けしますね。思う存分、シーサイドビューを楽しみましょう。✨

窓岩ポケットパーク

窓岩

長年の日本海の荒波と風により、直径2メートルほどの穴が空いた岩で実物を見ると結構迫力があります。カメラマンにも人気の場所で、窓岩の穴と夕日を重ねた写真を撮りに来る人も。

周辺は整備されていて、車も停めやすいです。

ここを過ぎると「垂水の滝」や「すず塩田村」へと続きます。

馬緤 (まつなぎ) パーキング

馬緤(まつなぎ)海岸

珠洲市立大谷小中学校を過ぎて、県道28号線へ入ってすぐの場所にパーキングがあります。ここも見晴らしが良くてお気に入りの撮影場所です。

また1kmほど先へ進むと「ゴジラ岩」と呼ばれるスポットも。ただゴジラの名に反してかなり小さい岩です。(笑)

椿展望台

椿展望台から見る日本海の景色

椿展望台は特にイチオシの絶景スポットです。

もう言葉では語れないほど美しく、眺望抜群です! 是非ぜひ、自分の目で確かめてください。✨

木ノ浦

木ノ浦海岸

国定公園特別保護区に指定されるほど美しい海岸です。周辺には木ノ浦ビレッジやキャンプ場などがあり、夏は特に賑わいます。

海岸にある「Cafe Cove」で、美味しいランチやカフェを楽しむのもいいですね。またカフェの近くには珈琲好きにはたまらない「二三味珈琲」の焙煎所もあります。

道の駅 狼煙 (のろし)

道の駅狼煙の看板

半島最先端にある道の駅。ここに車を停めて禄剛崎灯台へは歩いていきます。

禄剛崎灯台 (ろっこうざき)

禄剛崎灯台

明治16年に作られた白亜の灯台。朝日、夕日ともに海に沈む珍しいスポットです。

道の駅 狼煙から禄剛崎灯台までの徒歩ルート

禄剛崎灯台へは車では行けません。道の駅 狼煙の駐車場に停めてそこから歩くことになります。

Google map で徒歩ルートが上手く表示されなかったため作ってみました。

禄剛崎までの徒歩ルートマップ

禄剛崎灯台までは通路が整備されていて歩きやすいですが、かなり急な上り坂になっています。 おじいちゃんおばあちゃんなど、ご高齢の方と一緒に訪れる際はお気をつけ下さい。実際、私もかなり息切れしました。😅

散策する時間にもよりますが、ゆっくり散策される場合は、だいたい移動を含めて1時間ほどみておけば良いと思います。

須須神社

須須神社

暑い日に行きましたが、木々に囲まれた参道を歩くと何故かひんやりとした空気に包まれたことを覚えています。かなり神秘的でパワーみなぎるスポットでした。時間があれば是非散策してみてください。

海をバックに白い鳥居が映え、フォトジェニックな風景も楽しめます。

見附島 (軍艦島)

珠洲市 見附島(軍艦島)

能登の代表的な観光スポットと言えば見附島(みつけじま)。別名、軍艦島の愛称で慕われています。波が穏やかな日は、岩場を歩いて軍艦島を近くで鑑賞することができますよ。

もし時間にゆとりがある場合は、近くの恋路海岸などを回ってみるのもいいですね。

狼煙周辺のランチ情報・スイーツ情報

昭和レトロな外観が可愛い「ドライブイン狼煙」

ドライブイン狼煙の外観

このお店、とっても昭和レトロで可愛くないですか?💕 レンガ造りの建物、アーチ状の窓、「ドライブイン」のフォント、たまりませんっ。

実はまだ入ったことがないんですが、とっても気になっているお店です。次回訪れた時は絶対ここでランチしたい。。もしくはカフェ。☕

道の駅 狼煙 で豆乳ソフトクリームを堪能!

豆乳ソフトクリーム

珠洲の名産「大浜大豆」を使用した豆乳ソフトクリーム。大豆の風味がほどよく感じられる、美味しいソフト。かなり甘さ控えめでペロリと完食しました。😋

お土産コーナーのほか、館内では豆腐やきな粉づくりが体験できます。

お役立ち情報

透明度の高い奥能登の海

ドライブにあると便利なもの

保冷剤を入れたクーラーバッグ
道の駅にある直売所やお土産コーナーで地場の特産品がお手頃価格でGETできることがあります✨ そのため保冷が効くクーラーバッグを持っていくと重宝します。

飲み物
奥能登はスーパーやコンビニが少ないので、夏なら飲み物を多めに用意しておくと安心です。

タオル数本
ウェットティッシュなどもあると便利。

日焼け止め、サングラス、帽子類
海沿いは紫外線が強いです。

濡れてもいいサンダル
奥能登はビーチが美しく、思わず砂浜を歩きたくなるかもしれません。(←私)
波打ち際で足を浸して水遊びするのも楽しいですよ。

意外と使える!地元の観光パンフレット

観光パンフレットは結構本格的で使えるものが多いです。

ドライブ前に観光協会のサイトからpdfをダウンロードしてチェックするか、のと里山空港内の観光案内所などで調達するといいですよ。

参考URL すず観光ナビネット – パンフレット

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あとがき

奥能登絶景海道

能登半島の最先端って、地元に住んでいても意外と行ったことがない人が多いんだそう。

かく言う私も大人になって初めて椿展望台に訪れて「能登にはこんなに素晴らしい場所があったのか…」と、その絶景に改めて感動しました。

同時にもっと早く来ていれば良かったと後悔しました (笑)

写真やテレビで見て知ってはいましたが、やはり実際に訪れて自分の目で見ると。ぜんっぜん!違いますね。

さすが世界農業遺産に認定されるだけの実力を持っています。

空ってこんなに広かったけ?
緑ってこんなに豊かな色だっけ?
海ってこんなに透明でキラキラしてたっけ?

能登は、私が忘れかけていた自然の美しさ、たくましさを思い出させてくれる、そんな場所です。

日頃の喧騒から離れ、雄大な自然に身を置くと「あぁ、私って生かされてるんだ」と感じるとともに「また明日から頑張ろう!」と思えます。ヾ(*´∀`*)ノ

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