北陸電力の新メニュー「使っておとくライト」とは?プラン変更手順と注意点をまとめました。

北陸電力の新メニュー「使っておとくライト」とは?プラン変更手順と注意点をまとめました。

北陸電力が新たにスタートする料金プラン「使っておとくライト」。最近、テレビCMで公式キャラクターのりくこちゃんがお得になるよ~とアピってますよね。( *´艸`)

プラン変更したらどれくらいの節約になるのかなぁ…😕 そもそも我が家って対象?

ちょっと気になったので、公式サイトで調べて電気代をシミュレーションしてみることに。

すると、現在契約している従量電灯ネクストより 年間5,000円以上 もお得な試算結果が。うん、これはプラン変更しなくっちゃ! とさっそくWebから事前申込みをしました。

今回は、2020年06月30日にスタートする北陸電力の新プラン「使っておとくライト」について、わかりやすく解説します。

従量電灯Bや従量電灯ネクストを契約していて毎月5,500円以上払っている方は、節約できる可能性大ですよ~。

北陸電力の新プラン「使っておとくライト」とは?

「使っておとくライト」とは、北陸電力が2020年06月30日から提供を開始する新たな電気料金メニューのこと。同年4月14日からサービスの受付が開始されていて、Webサイト上または電話で申込みができます。

どんな家庭にオススメ?

オール電化ではなく、電気とガスを使用している家庭が対象。

北陸電力の従量電灯B、C、従量電灯ネクスト、節電とくとく電灯プランを契約中で、1ヶ月あたり5,500円以上の電気代を払っている家庭におすすめのプランです。

これまでの従量電灯と「使っておとくライト」の違い

「これまでのプランと一体なにが違うの?」と疑問に思ったため、違いを調べてみました。

ここからは「従量電灯ネクスト」と「使ってお得ライト」の料金を比較しながら解説していきます。ちなみに従量電灯Bは従量電灯ネクストと料金体系が同じため、現在「従量電灯B」を契約されている方も参考にしてみてください。(。・ω・。)ノ

関連記事 北陸電力の従量電灯ネクストって?従量電灯Bとの違いと”ほくリンク”での変更方法をご紹介。

電気料金の内訳

そのまえに電力料金の内訳をおさらいしておきましょう。

電気料金の内訳

北陸電力が提供する一般家庭向けの電気料金 (従量電灯Bや従量電灯ネクスト) は、4つの項目で成り立っています。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 燃料費調整額
  4. 再エネ発電賦課金

このなかで、注目すべきは基本料金電力量料金の仕組みです。それぞれどのように違うのか見てみましょう。

 

1. 基本料金を比べてみる

従量電灯と「使っておとくライト」の基本料金の違い

まずは基本料金から比べてみましょう。

従量電灯ネクストは、契約容量によって おおむね10Aごとに基本料が上がっていく仕組みです。いっぽう「使っておとくライト」では契約容量が30Aまでは一律2,700円、それ以降は10Aごとに242円が加算される仕組みとなっています。

※ 公式ホームページでは、新プランにkVA (キロボルトアンペア) の単位が使用されていますが、ここでは分かりやすいようにA (アンペア) 表記で統一しています。1kVA=10A (100V電圧の場合)。

例えば、現在50Aで契約している家庭の基本料金は以下になります。

従量電灯ネクスト 1,210円
使っておとくライト 3,184円

基本料金だけを比べると「使っておとくライト」のほうが高いですね。では、電力量料金の比較ではどうでしょうか?

 

2. 電力量料金を比べてみる

電力量料金の違い

北陸電力公式サイトの電気料金ページで両プランの電力料金を調べてみました。

従量電灯ネクストの電力量料金単価は、最初の120kWhまでは1kWhあたり17.85円、120kWhを超えて300kWhまでは21.74円、300kWhを超えると23.45kWhと3段階にわかれ、電気の使用量が増えるにつれて単価も上がっていく仕組みになっています。

うぅ~わかりづらい💦

北陸電力 検針票の明細

上図は、従量電灯ネクストを契約している検針票の明細です。電力量料金が3段階で記載されているのが分かりますね。

これに比べて「使っておとくライト」の料金システムはいたってシンプル 💡

段階別ではなく120kWhまでは定額、120kWhを超えると1kWhあたり21.43円の電力量料金が発生する仕組みとなっています。

単価を比べてみると、ふだん120kWhよりも多く電気を使用している場合は「使っておとくライト」のほうが安くなりそうです。

 

【例】1ヶ月あたり400kWhを使用した場合

例えば1ヶ月の電気使用量が「400kWh」だった場合の、各プランの電気量料金を計算してみましょう。

電気量の計算例

各プランの単価に当てはめて計算してみると、従量電灯では約8,400円、使っておとくライトでは約6,000円の結果となりました。約2,400円の差で、使っておとくライトに軍配があがりました。✨

【料金例】50A契約で400kWh/月の電気使用量の場合

さて、基本料金と電気量料金の違いがわかったところで、トータルの支払料金を計算してみましょう。ちなみに燃料費調整額と再エネ発電賦課金の算出方法はどちらのプランも同じ。4項目を足してみると次の結果になりました。

料金例 (50A契約で1ヶ月400kWh使用した場合)

50Aの契約で1ヶ月あたり400kWhの電気を使用した場合、「使っておとくライト」のほうが426円お安くなりました。

超ざっくりですが、現在 従量電灯ネクスト (もしくは従量電灯B) で月に1万円ほどの電気代を払っている方は、1年なら400円×12ヶ月で4,800円、3年なら14,400円、5年なら24,000円の節約が見込めます。

ここに、ほくリンクのポイントを上乗せして考えるとさらにお得になりますね。

うんうん、これだけ安くなるなら変更する価値あり。( *´艸`)

さて、ここまで両プランの違いについてお話しました。あなたの家の電気代、安くなりそうですか?

「使っておとくライト」だと我が家はどれくらい安くなる? 簡単にシミュレーションしてみよう!

北陸電力の公式サイトには、実際にこれまで使用してきた電気量や支払料金をもとに電気代がどれくらい安くなるのか、簡単にシミュレーションできるページが用意されています。

ただ、ちょっとややこしいので、以下の画像を参考にお試しください。

シミュレーションの使い方

北陸電力 電気の各種お手続きお申し込み ページへアクセスします。

① 現在お住まいの郵便番号をご入力くださいの箇所で、ご自宅の郵便番号を半角数字で入力します。

② お申し込み内容をお選びくださいの箇所で、「既存契約の変更、使用廃止のお申し込み」を選択し、さらに「プランを変更する」を選択します。

③ 青色の「プランを変更した場合の料金を試算する」をクリックすると、ページが切り替わり、電気料金シミュレーション画面が表示されます。

 

電気代からかんたんシミュレーション画面

④  郵便番号を確認します。

 

電気の使用状況について画面

⑤  電気のご使用状況について当てはまる項目を選択していきます。電力会社は「北陸電力」を、プランは現在契約しているプランを、契約容量は現在契約している契約容量をそれぞれ選びます。

 

ライフスタイルについて

⑥ 世帯人数は住んでいる方の人数を、昼夜比率は当てはまるライフスタイルを選択します。

 

電気の使用状況について画面

⑦ 現在の電気の使用状況について入力します。任意の月を選び、その月の電気代を入力し、最後に青色の「結果を見る」ボタンをクリックします。(※かんたん検索の場合)

ほくリンク会員や手元に1年分の検針票がある場合は、「電気使用量でくわしく計算」から各月の使用量を入力することで更に詳しくシミュレーションすることも可能です。

 

シミュレーション結果

結果が表示されました!
かんたん計算では、任意の月の電気代を入力することで、すばやく試算結果が表示されます。

 

月ごとに見る

画面をスクロールして下に移動し、「月ごとに見る」をクリックすると、月単位でのシミュレーション結果を確認できます。季節の電気使用量によって意外と細かく試算されていますね。

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申込み前に!注意点を確認しておこう

「使っておとくプラン」の加入対象

加入対象は、契約容量が50kVA (500A) 未満。

新プラン適用時期

新料金プランの適用は8月分または9月分からとのことです。

重要事項

プランを変更する前に「使っておとくライト」の重要事項を確認しておきましょう。とくに、契約期間や解約金、検針結果のお知らせ方法は要チェックです。

ご契約に関する重要事項(使っておとくライト)
http://www.rikuden.co.jp/contract/attach/3L1_20200413.pdf

スマートメーターの設置について

加入時に、スマートメーターの設置が必要になります。取付工事は基本的には無償ですが、取り付け位置を変更される場合など特別な事情がある場合は費用負担が発生するおそれもあります。設置場所に不安がある場合はカスタマーセンターへ電話して確認しておきましょう。

ちなみにカスタマーセンターへ「スマートメーターの切り替え作業」について問い合わせたところ、作業の日程については未定で、詳細は電話または郵送でお知らせしてくれるそうです。

また、切り替え作業中は一時的 (10~20分程度) に電気が停まります。当日は作業員が事前に知らせてくれるそうですが、PCなど精密機器はあらかじめ電源を落としておいた方が安心です。

【2020.06.26追記】

申し込みから数日後、封筒で工事予定日のご案内が届きました。

北陸電力のスマートメーター取替工事の日程案内

用紙には、工事予定日と工事担当者の連絡先がわかりやすく明記されていました。

Webからプラン変更する方法

ここからはWeb上でのプラン変更手続きについて画像メインで詳しく解説していきます。

もちろん申し込みは電話でも可能ですので、やりやすい方法で手続きしてくださいね。

フリーダイヤル:0120-885090 
月~土 (祝日・年末年始を除く) 9:00~19:00

 

申し込みページは、先ほどのシミュレーション結果ページをスクロールして下に進んでいくと青色の「このプランに申し込む」から可能です。

Webでの申し込み画面

「北陸電力 電気のプラン変更お申し込み」画面が表示されたら、必要項目を入力していきます。

 

電気の各種手続きお申し込み画面

① お申し込みメニューが「使っておとくライト」になっているか確認します。

 

契約名義画面

② 契約名義情報を入力していきます。契約者の苗字・名前、電話番号 (半角数字) 、住所を入力します。

 

お客様番号 入力画面

③ お客さま番号を入力します。番号は「ほくリンク」会員ページまたは検針票で確認できますよ。

④ お申込者を選択します。契約者と同じ場合は、メールアドレスを入力します。もし、契約者以外の方が申し込まれる場合は「ご契約者以外」をクリックして、必要事項を入力して下さい。入力し終えたら、青色の「次へ進む」ボタンをクリックします。すると画面が切り替わり、ほくリンクに関する入力ページが表示されます。

 

北陸電力 プラン変更申し込み画面

⑤ すでに加入している場合は、ほくリンクの利用者IDを入力します。利用者IDとは「ほくリンク」会員サイトのログインページで利用する際に使用しているIDのことです。もし、会員でない場合は「加入する」をクリックして、性別・メールアドレス・契約場所・世帯人数を入力して登録しましょう。

 

確認画面

⑥ 入力した情報に間違いがないか確認し、画面下側にある「契約にかかわる規約のご確認」箇所で、重要事項説明書と約款のリンクをクリックして内容をしっかり読みます。印刷もしておくと安心ですね。読んで納得した後に、オレンジ枠の「同意する」にそれぞれチェックを入れ、青色の「お申し込み内容を送信する」ボタンをクリックします。

 

メール確認画面

⑦ 赤字で「お申し込みはまだ完了しておりません」画面が表示されると同時に、申し込み時に入力したメールアドレス宛に「【北陸電力】申し込み完了手続きのお願い」というタイトルでメールが届きます。

 

【北陸電力】申し込み完了手続きのお願いメール

⑧ 受け取ったメールに記載されているURLをクリックします。

 

申し込み完了画面

するとブラウザ側で、申し込み受付完了画面が表示されます。併せて「【北陸電力】 お申し込み受付完了のお知らせ」メールが届くので確認・保管しておきましょう。

これでプラン変更は完了です。お疲れさまでした。(。・ω・。)ノ

6/30まで!3000円分のギフト券がもらえるキャンペーン中

「使っておとくライト」キャンペーン画面

2020年6月30日までに申し込みを行うと、3,000円分のギフト券がもらえるキャンペーンが開催されています。プラン変更を希望される方は、お得に契約しちゃいましょう。

参照 「使っておとくライト」事前受付キャンペーン

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