志賀町にある花のミュージアム「フローリィ」に行く。異国感じるオーシャンビューガーデンに癒やされました。

先日、母と能登方面をドライブした際に、羽咋郡志賀町 (はくいぐん しかまち) にある 花のミュージアム フローリィへ立ち寄りました。

この時期のフローリィは “ここは天国？” と錯覚してしまうほど、色とりどりの草花が見事に咲き誇り、うっとりするほど素敵な世界が広がっていました。

こんなに素晴らしい植物園が入場無料ってすごすぎる。志賀町の人、近くにあっていいなぁ。羨ましい･･･

今回は、そんな美しい植物園の様子を、たっぷり25枚の写真とともにお届けします。もう、ほんと「ここどこ？」って絶対なりますから。( *´艸`)

花のミュージアム フローリィって？ – 能登･志賀町では有名な観光スポット

花のミュージアム フローリィは、能登半島のちょうど真ん中くらいに位置する志賀町赤住 (あかすみ) にあります。地元では外浦 (そとうら) と呼ばれる美しい海岸に面した小高い丘にぽつんと建っています。

ここは北陸電力が管理･運営する施設で、近くには志賀原発やそのPR施設『アリス館志賀』なんかもあります。”地域と共生する発電所づくりのモデル事業” として作られたそう。

金沢から1時間ほどとアクセスも良好です。

📌 金沢から志賀町フローリィへのおすすめルート

金沢からは、のと里山海道に乗って柳田ICで降り、国道249号線と県道36号線を乗り継いで行くルートがおすすめです。志賀町の海沿いを走る県道36号 (志賀富来線) は、晴れた日はオーシャンブルーが広がる絶景スポット！ 能登ドライブに最高のルートです。

この道をさらに進んでいくと、巌門 (がんもん) や能登金剛 (のとこんごう) など能登屈指の景勝地が現れますよ。(｡･ω･｡)ノ

フローリィで異国溢れる雰囲気をたっぷり満喫

ー 到着！エントランスからすでにお洒落💕

さて、ルンルン気分で車を走らせフローリィに到着。駐車場に車を停め、正門へやってきました。すでに南ヨーロッパやプロヴァンスを思わせる外観✨　佇まいが素敵で、入る前から気分があがります。💕

エントランス付近のお花もバランスよく飾られてハイセンス。あぁ、楽しみ！

早速、中へ入ってみましょう。(*’∀’人)♥*+

ー 1歩足を踏み入れると、そこはまるで南欧。

じゃん。

入ってすぐ、目の前に広がる景色がこれですよ。すごすぎる･･･

さんさんと日差しが降り注ぐインナーテラスは美しく四季の花々でコーディネートされ、まるで地中海にある高級ホテルのロビーにいるような気分になります。

ついさっきまで、風光明媚な能登の風景を眺めながらドライブしてたのに。すごい変わりよう(笑)

フロアマップを見ながらフローリィのガーデン内を探索🌼

入口付近の受付で、綺麗なお姉さんにパンフレットをいただきました♪　これを見ながら散策開始です。

▷ 花のミュージアム『フローリィ』施設マップ

一階のエントランスから向かって右側には「ミュージアムショップ」、左側には「ガーデンハウス (温室)」、正面奥は「アリスの庭 シーズンガーデン (屋外)」へと続きます。二階にはカフェ「カモミール」と花のモデルルームが併設されています。

地中海の雰囲気漂う温室「ガーデンハウス」

まずはメインスポット「ガーデンハウス」へ。

5月の温室には、ゼラニウムやアジサイ、カーネーションなど馴染みのある花のほか、アルメリア、デンドロビウム ファイヤーバード、タマシャジン、イベリス、ブラキカムなどがセンス良く植えられいます。

こちらも一歩足を踏み入れると、南ヨーロッパの雰囲気。奥に見えるのが地中海でしょうか？ (←いや、日本海🌊)

「ここ、ほんとに能登？」と思っちゃうくらいの絶景が広がります。

ガーデンハウス内は巨大な温室になっていて、入口から「緑のガーデン」、「水のガーデン」、「サンクンガーデン」、「オーシャンテラス」へと続いていきます。

緑のガーデン

緑のガーデンには、萼 (がく) の形が可愛らしいアジサイが咲いていました。

トレイントレイン、ホットチボリ、スターリットスカイ、ごきげんよう、千代女、水色の恋など、初めて見るアジサイばかりで勉強になりました。

アジサイは土の性質によって花の色が変わることから、「移り気」という花言葉がつけられているそうです。
また、色ごとにも花言葉があり、青なら「辛抱強い愛情」ピンクなら「元気な女性」白なら「寛容」なんだそう。

水のガーデン

ガーデン内中央付近に設えられた噴水はお日様にキラキラと反射してきれい。軽やかな水の音に癒やされます。

鮮やかなビビッドカラーのゼラニウムで飾られたエリアも素敵。

色彩設計といい、植物の特徴を活かした魅せ方といい、かなり計算された完成度の高いガーデンです。

開け放たれた窓からカラッとした心地の良い風が、ハーブの爽やかな香りを運んできてくれます。

わたしは梅雨前の新緑が美しいこの時期が一番好きです。

サンクンガーデン

水のガーデンからさらに奥へ進んでいくと、サンクンガーデンへと続きます。所々に置かれた噴水や天使の石像、ベンチなども自然に調和していてとっても素敵。

ちなみにサンクンガーデンとは「沈んだ庭」という意味なんだそう。

フローリィは緻密な設計で、建造物自体も楽しめます。それにしても美しすぎる。

オーシャンテラス

サンクンガーデンの奥には、日本海が一望できるオーシャンテラスがありました。静かな日本海を眺めながら新緑の空気をたっぷり吸うと、心が洗われます。

ハウス内には馴染みの花々も植えられているのでガーデニングされている方は、植え方や見せ方など参考になるんじゃないでしょうか。

それにしても、一歩進んでパシャリ、また一歩進んでパシャリ･･･写真映えする場所が多すぎて、なかなか前に進みません。(*´艸｀*)

カフェ「カモミール」で優雅なひととき

温室と日本海が見渡せる二階には、カフェ「カモミール」も併設されています。

カモミールでは、コーヒーや紅茶、ハーブティーなどのドリンクの他にスイーツメニューやパスタランチもあり、海とガーデンを眺めながら優雅なひとときを楽しめます。

テラスでゆっくりカフェなんて、とっても素敵！ 今度来たときは立ち寄ってみたいと思います。

☕ カフェ カモミールの営業時間
10:00～17:00 (L.O 平日16:00 / 土日祝 16:30)

アリスの庭「シーズンガーデン」

温室の花々をたっぷり鑑賞したあとは、屋外にあるアリスの庭「シーズンガーデン」へ。

この日は初夏を思わせるような晴天で、屋外の植物も活き活きとしていました。

5月の庭園には、ラナンキュラスやポピー、ボリジ、カモミール、アジュガ、オルレアなどが咲いていました。フローリィでは、屋内外に約500種を超える植物が植えられているそう。春、夏、秋、冬 (クリスマス) とシーズンごとに表情を変え、いつ来ても楽しめるのが魅力ですね。

入口で頂いたガーデンスタッフ手作りの『庭園マップ』を片手にどんなお花が咲いているのかチェックしながら見てまわるのも楽しいです。

ビタミンカラーが可愛らしいポピー。

エリアごとに配色がされていて、色彩豊かでまとまりのある庭園です。

シーズンガーデン奥にはこんな素敵なスポットも✨

あっ屋外は紫外線が強いので、日焼け止めや帽子などで紫外線対策をきちんとしてくださいね。☀

ー マナーを守って楽しく散策しよう

美しいガーデンを無料で開放してくれることに感謝し、マナー事項はしっかり守りましょう。

• 飲食物の持ち込み禁止
• ペット禁止
• ドローン禁止
• 植物の花･種の採取、枝の切り取り

志賀町･花のミュージアム フローリィのアクセス情報

一年のなかでフローリィが最も美しい初夏のガーデンは、花好きなら一度は行って欲しいスポット。新緑と彩り豊かな花々、せせらぎの音、ハーブの香りと、とっても贅沢な時間を過ごすことができますよ。

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