パナソニックのホームベーカリーで少量のパン生地は作れる?実際に試してみました。

パナソニックのホームベーカリーで少量のパン生地は作れる?実際に試してみました。

作ってみたいパンのレシピが沢山あります。だけど、実際にレシピを見てみると8個分や10個分での記載が多くて、これはちょっと多いなぁ…と作るのをためらってしまいます。

一人暮らしや二人暮らしの家庭だと、たくさんの量は食べきれないので、少量で作りたいですよね。そこで、手持ちのパナソニックのホームベーカリーを利用して少量の「パン生地」づくりに挑戦してみました。

結果、意外とおいしくできて、最近はどのレシピでも半量でしか作っていません。(*´ 艸`)

ホームベーカリーで少量のパン生地は作れるのか?

パナソニックホームベーカリー(SD-BH1001)の取扱説明書

パナソニックのホームベーカリー (SD-BH1001-R) の取扱説明書にある、よくある質問ページの「半斤のパンもつくれる?」の問いには、

材料を半分にしても「ねり」や「ねかし(ガス抜き)の強さがきつくなりすぎるなど、ホームベーカリーの調理工程と合わないため、できません。

との記載があります。

また、「市販の料理本の分量でつくれる?」との問いには、

本書はこのホームベーカリーに合わせた分量にしていますので、違った分量でつくるとうまくできないことがあります。

との当たりさわりのないご回答。。

これって、食パン(1斤サイズ)を焼くとき前提の話ですよね?
食パンじゃなくてパン生地だけ作る分には、問題ないんじゃないかなぁ…。

うーん。

とりあえず、やってみよう! と、実際に試してみることにしました。

パナソニックホームベーカリーの「パン生地」コースをおさらい

パナソニック SD-BH1001 取扱説明書

愛用しているPanasonicのホームベーカリー (SD-BH1001-R) には、練りから一次発酵までを自動で行ってくれる「パン生地コース」があります。

SD-BH1001-R のパン生地コースの工程は、「ねり → ねかし → ねり → 発酵」の順で進みます。所要時間は1時間。

ちなみに取扱説明書の「パン生地」レシピはこんなかんじです↓

ホームベーカリー SD-BH1001のパン生地説明ページ

強力粉 280g
バター 50g
砂糖 25.5g
スキムミルク 12g
5g
25g
150g
ドライイースト 2.8g

んーこれは一体、何パンの生地?バターロールかしら?

とりあえず卵なしのレシピがいいな…と取説のレシピをスルーし、できるだけシンプルな生地で作れそうな別のレシピを探してみました。

Advertisement

クックパッドのレシピを参考に少量のパン生地を作ってみよう。

色々と探した結果…

クックパッドレシピ-HB生地うちのランチ惣菜パン・おかずパン

今回はクックパッドに掲載されているputimikoさんのレシピ「HB生地うちのランチ惣菜パン・おかずパン」を参考に惣菜用のパン生地を作ってみることにしました。なんと、つくれぽ2600以上の大人気レシピ。これならたぶん失敗しないかな?と思って…(笑)

putimikoさんのオリジナルレシピはこちら
HB生地うちのランチ惣菜パン・おかずパン

1)材料を準備しよう

少量で試したいので、まずはレシピを参考に半量を計算します。

5個分のパン生地材料

強力粉 140g
50g
牛乳(スキムミルクの代用) 50g
無塩バター 10g
砂糖 7.5g
2g
ドライイースト 2g

アバウトな私は半量をざっくりと計算しましたが、本当は「ベーカーズパーセント」の計算方式に従って分量を算出するそうです。

ベーカーズパーセントって?

ベーカーズパーセント(%)とは、小麦粉を100としたとき、小麦粉に対して他の材料が何%かをあらわしたものです。 普通の%は全体を100と考えますが、パン屋さんは材料の配合を考えるとき、小麦粉を100として計算します。この%がわかってくれば、ご家庭でも小麦粉の量に合わせて他の材料の分量がすぐ計算できるわけです。
たとえば、バター5%とある場合、
小麦粉100gのときは100×5/100=5(g)
小麦粉300gのときは300×5/100=15(g)
となります。

参照元:日本製粉

2)こねから一次発酵までホームベーカリーにお任せしよう

パナソニック(SD-BH1001)材料を投入

材料をパンケースにセットし、ドライイーストを専用投入口に入れます。

ホームベーカリーSD-BH1001のメニューをセット

パン生地メニュー「13」を選び、スイッチオン!
一次発酵まで、約1時間。ホームベーカリーにおまかせです。

3)パン生地のベンチタイム・成形をしよう

SD-BH1001を使った一次発酵後のパン生地

1時間後、ほわっほわの生地が仕上がりました。発酵した生地のさわり心地って最高です。
今回は半量で作っているので、生地の分割はせずにそのままキレイにまとめなおして、15分のベンチタイム。

ベンチタイムが終わったら、めん棒でコロコロ転がして生地を20cm×15cm程度に伸ばします。

あとは、好みの材料をのせて、端から順にみっちり巻いていきます。(今回は、マスタードを塗りハムとコーンとマヨネーズを入れてみました。)

最後の巻き終わりは、丁寧につまんでキレイに閉じていきます。むにむにと。

巻き終わりました~♪

4)パン生地を二次発酵させよう

巻き終わった生地を5等分して、ホイルの上に並べて、40分ほど二次発酵させます。
寒い時期の二次発酵は、オーブンの発酵機能におまかせしちゃいましょう。

二次発酵後の様子

二次発酵後の様子。ほわほわぷっくりに仕上がりました。
ここにスライスした玉ねぎとマヨネーズ、粗挽き胡椒をトッピング。

5)オーブンでパンを焼こう

オーブンで焼成中

あらかじめ200度に余熱したオーブンに素早く入れ、180度に温度を落として15分ほど焼きます。

完成!少量のパン生地でも美味しいパンが焼けました。

少量レシピで焼き上がったパン(Panasonic SD-BH1001使用)

わーい!キレイに焼きあがりました。

中身をかえることで、いろんなレパートリーが作れそうなレシピ。
putimikoさん、ステキなレシピをありがとうございます。

HBのパン生地コースを利用した少量の生地作りは試す価値あり!

今回、HB(パナソニックSD-BH1001)&クックパッドレシピで、満足のいく美味しいパンが焼きあがりました。お使いのホームベーカリーの機種や材料の配合によって、うまくいかない場合もあるかもしれませんが、試す価値はありますよ!

是非トライしてみて下さいね。(*・ω・)ノ