【氷室饅頭】人気の和菓子屋さん8店舗を特徴ごとにご紹介。あなたはどれが好み?

【氷室饅頭】人気の和菓子屋さん8店舗を特徴ごとにご紹介。あなたはどれが好み?

金沢の “7月1日” といえば、言わずとしれた氷室の日。金沢市民は毎年この時期になると「早いねぇ…もうそんな時期け?」と夏の訪れを感じながら、氷室饅頭 (ひむろまんじゅう) をほおばるのが恒例ですよね。( *´艸`)

今回は、私がこれまで実際に食べてことのあるお気に入りのお店や、まだ食べたことがなくて気になるお店を、超個人的主観でまとめてみました。(毎年何気なく色んなお店のを食べてたけど、ちゃんとまとめてなかったなぁと思ったので。)

なんだかもう、私による私のための備忘録といっても過言ではないんですが。😅

あ、でも各お店ごとに、お饅頭の特徴や2019年の販売時期などを記載しているので、皆さんにも少しくらいはお役にたつかも?

≪更新情報≫

  • 2019年6月30日 浦田甘陽堂の食レポ、追加しました。
  • 2019年6月29日 柴舟小出・森八を食レポ、情報を追記しました。
  • 2019年6月28日 茶菓工房たろう・越山の情報を更新しました。
  • 2019年6月23日 樫田堂の情報を追記しました。

氷室饅頭とは?

今年金沢へ引っ越ししてきた方や、観光に来て初めて知った方に向けて、氷室饅頭の由来をまとめました。金沢市民の方はもうご存じでしょうから「個人的に好き&気になるお店、8店舗まとめ」までスルッと移動しちゃって下さいね。

ー Overview

氷室万頭とはざっくり言うと、「毎年7月1日に無病息災を願って金沢市民が食べるお饅頭」のことです。この時期限定の和菓子でおもに酒まんで作れることが多いですが、昔ながらの麦まんじゅうを提供している和菓子屋さんもあります。

ー 7月1日 (旧暦6月1日) は「氷室の日」

加賀藩・前田家では旧暦の6月1日に、氷室に貯蔵していた「雪氷」を江戸の徳川将軍家に献上する慣習がありました。当時は約480kmもの距離を四日もかけて飛脚が運んでいたんですって… 昔の人すごい。

その際「氷が無事に届きますように・・・」と願いを込めて、神社に麦饅頭をお供えしていたそうです。

これにあやかって、加賀藩・五代藩主 前田綱紀公 (まえだつなのり) の頃に、和菓子職人の道願屋彦兵衛 (どうがんやひこべえ) が、餡入りの麦万頭を発案したのがはじまりと言われています。

※諸説あり

📝
ちょこっとメモ

この伝統行事は一度途絶えてしまいましたが、金沢市湯涌町 (ゆわくまち) が復活させました。毎年、氷室から氷を出す様子がローカルニュースで取り上げられますよ。📺

金沢市湯涌町で毎年行われる「氷室開き」

そうそう、湯涌温泉の女将さんたちの考案によって作られた3色のカラフルで可愛い氷室まんじゅうも要チェックです。

金沢・湯涌温泉あたらしやのブログ

ー 無病息災を願って食べる氷室饅頭

このような背景があり、金沢市民は旧暦6月1日にあたる7月1日に、家族や親しい人々の健康を願って氷室饅頭を食べます。

また、金沢では各家庭ごとに贔屓 (ひいき) にしている和菓子屋さんから購入した氷室万頭を、娘の嫁ぎ先に贈る風習が今でも残っています。

「大切な人が元気に過ごせますように」と願いが込められたこの文化。
これからも続いていってほしいです。✨

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個人的に好き&気になるお店の氷室饅頭、8選。

ここからは私が個人的に好きなお店や、まだ食べたことがなくて気になるお店の氷室饅頭を特徴とともにまとめました。

※ 各お店の2019年の店頭販売時期や値段は、確認でき次第更新していきます。

昔懐かしい素朴な麦まんじゅう【柴舟小出 (しばふねこいで) 】

柴舟小出

大正6年創業の柴舟小出。

柴舟小出が作る氷室饅頭の特徴は、昔ながらの麦万頭。甘さ控えめの瑞々しい黒こしあんを使用した素朴な麦まんじゅうは、酒まんじゅうに比べて少し日持ちするのが嬉しい。遠方に送りたい方や、旅行客などに喜ばれます。

色は白・ピンク・緑で、中はすべて黒こしあん。
日持ちは3~4日、価格は1個140円です。

今年の発売時期を伺ったところ、店頭に並ぶのはからとのことです。

店名 柴舟小出 (しばふねこいで)
本店住所 〒921-8163
石川県金沢市横川7丁目2-4
TEL 076-241-3548

📝 食レポ追記

ぽってりフォルムが愛らしい柴舟小出(しばふねこいで)

ぽってりフォルムが愛らしい、柴舟小出。
休日の3時のおやつに頂きました~。

半分に割った様子

卵白使用のほろほろとした柔らかな薄皮に、口溶けの良い大納言のこし餡がたっぷり入っています。

「無病息災を願って食べたいけど、お酒や麹の香りはどうも苦手…」
という方は、素朴な味の柴舟小出がお薦めですよ。(。・ω・。)ノ

宗玄大吟醸酒粕仕込み【茶菓工房たろう】

茶菓工房たろう

モダンな和菓子を展開する新進気鋭のたろう。

そんなたろうが提供する氷室の酒まんじゅうは、能登・珠洲 (すず) の宗玄 (そうげん) 大吟醸酒粕を使ったふくよかな皮が特徴。白はこしあん、ピンクは白味噌あん、緑はつぶあんで3色違った味を食べ比べて楽しめます。

今年の発売時期を問い合わせたところ、6月26日 (水) から7月1日 (月) までとのことでした。
こちらのお店はいつも丁寧な対応で気持ちが良いです。😄

また消費期限は当日のみで、日持ちがしないため発送不可とのことです。予約は電話でも受け付けてくれます。価格は1つ140円。

公式のフェイスブックで製造中の様子がアップされていますので、是非チェックしてみてください。蒸す前から、ぽってりもちもちの皮は、見ているだけで癒やされます。

≪参考URL≫
https://www.facebook.com/sakakobotaro/videos/766183293433207/

店名 茶菓工房たろう
本店住所 〒921-8036
石川県金沢市弥生2丁目9番15号
TEL 076-213-7233

📝 食レポ追記

やわらかな色合いが素敵なたろうの万頭。おひとつ140円。
▲ やわらかな色合いが素敵。おひとつ140円。

金駅の百番街あんとに出向いて購入してきました。

ー 3色食べ比べ。お味は?

味は3種類
▲ 3種類の味が楽しめる。

まずは白を実食。

ふっくらした皮に、後味さっぱりの上質な小豆生餡がたっぷりと包まれています。

そして口にほおばった瞬間、ほわんと鼻に抜ける宗玄の香りの、実に豊かなこと。
「そうそう!この香り~💕」と楽しみながらあっという間に完食です。

これは能登出身の人に喜ばれそう♪

宗玄好きが集まって、利き酒ならぬ利きまんじゅうを開催したら、結構、当てる人多いんじゃないかなぁ。
ちなみに私は当てる自信がありますよ。 (笑)

小豆の風味が良い粒餡入りの緑、みその塩味がほどよく効いたまろやかな手亡生餡 (味噌あん)* 入りのピンクも美味でした。( *´艸`)

*手亡豆…白いんげん豆のこと。

上品な美味しさの酒まんじゅう【浦田甘陽堂】

金沢うら田

「起上もなか」や「愛香菓 (あいこうか)」などの銘菓で知られる浦田甘陽堂。

こちらの氷室饅頭は上品でさっぱりしたあんが、たっぷり入っているのが特徴。また、白は黒こしあん、桃色はつぶあん、緑は白こしあんと、色によって違った味を楽しめるのも魅力的。日持ちは2日間、お値段はひとつ141円。

2019年の店頭販売は、6月27日~7月1日とのこと。

≪参考URL≫
https://www.urata-k.co.jp/ocha-day/2019/295/

店名 浦田甘陽堂 (金沢うら田)
本店住所 〒921-8021
石川県金沢市御影町21-14
TEL 076-243-1719(代)

📝 追記

今年初めて食べてみました。

浦田甘陽堂の氷室まんじゅう

やわらかさを確かめたかったので、手で割ってみました。

浦田甘陽堂は3色味が違う

ねっとり&しっとりと重みのある薄めの皮に、たっぷりのあんが入っています。森八の皮と似ているなぁと思ったら、生地につくね芋が入っていました。どおりでねっとりしてるのね。

浦田甘陽堂の和菓子はあっさりとした餡が多いんですが、こちらは3色とも結構甘めの印象で意外でした。

こうして色々食べ比べてみると、色んな違いを発見できて面白いです。( *´艸`)

金沢の氷室饅頭と言えば王道の【越山甘清堂 (こしやまかんせいどう) 】

越山甘清堂

金沢の氷室饅頭と言えば、越山甘清堂 (こしやまかんせいどう) が有名です。

こちらのお店の販売個数は群を抜いてすごい。毎年大勢のお客さんがこぞって買い求める姿は圧巻ですよ。 (笑)

越山甘清堂のは、米麹を使用した伝統的な製法が特徴。3色ともに黒こしあんです。値段は一つ151円。

今年の店頭販売は、6月22日から。
ネットからの注文も可能です。

店名 越山甘清堂 (こしやまかんせいどう)
本店住所 〒920-0855
石川県金沢市武蔵町13-17
TEL 0120-548-414

📝 追記

パステルカラーが可愛すぎる
▲ パステルカラーが可愛すぎ。1個151円。

毎年おなじみの越山さん、フライングで手に入れました。本日中にお召し上がり下さいとのことなので、早速いただきます。

ー お味は?

米麹特有の香りと、むっちむちの弾力のある生地。
これぞ金沢の超スタンダードな “ひむまん” です。(略してみた。)

半分に割った様子

ここのお店は、なんと言っても定評のある “こし餡” が特徴。
いつ食べてもやっぱり美味しい。

山芋入りのしっとり上品な味【森八 (もりはち) 】

森八

金沢で知らない人はいない、寛永2年創業の超老舗和菓子屋。

原材料に山芋が配合された森八の氷室饅頭は、上用万頭寄りの酒まん。小ぶりで食べやすいと人気です。

白・桃・緑の3色がありますが、中の餡は全て黒こしあん。消費期限は2日で、お値段はひとつ140円。

お店に問い合わせたところ、今年の店頭販売は 6月25日~7月1日とのこと。
ネット購入も可能です。

店名 加賀藩御用菓子司 森八 (もりはち)
本店住所 〒920-0912
石川県金沢市大手町10-15
TEL 076-262-6251

📝 森八の食レポ追記

本日頂いたので、味の感想を追記します。

腰高のフォルム

腰高で気品のあるフォルムの森八。3色とも中は同じです。

森八のひむろ

瑞々しくきめ細やかな漉しあんは、他と食べ比べると少し甘めの印象です。
ふかふか感は一切なく、越山やたろう、御朱印と相反する食感で上菓子のように感じました。

そういえば先日、テレビ (北陸朝日放送) で生産のピークを迎える森八の工場が映し出されていましたが、今年は例年どおり6万個つくるそう。

6万個って…すごい数。
他のお店もそれくらい作ってるのかなぁ…
いつも美味しい和菓子を丹精込めて作ってくださる職人さんにお礼を言いたい。

ありがとうございます!(yωy*)

菊姫大吟醸酒粕を使った酒まんじゅう【村上 (むらかみ) 】

村上

村上の氷室饅頭は、白山市 (はくさんし) の菊姫大吟醸酒粕を使用した、味わい豊かでもっちりとした生地が特徴です。

白が黒こしあん、緑がつぶあん、ピンクが白みそ餡。日持ちは2日。

2019年の店頭販売は、6月26日~7月1日予定とのことです。
取り扱い店舗は本社店・百番街店・金沢本店(6月28日~)、十間町店(6月28日~)。

ネット注文も可能です。

店名 村上 (むらかみ)
本店住所 〒921-8042
石川県金沢市泉本町1-4
TEL 076-242-1411
ネットショップ https://shop.wagashi-murakami.com/products/list.php?category_id=54

📝
ちょこっとメモ

金沢駅内の各店舗の発売時期
▲ 金沢駅あんと内の各店舗の発売時期

ここまでにご紹介したお店は、金沢駅内のお土産処 百番街あんと でも購入が可能です。
発売時期に合わせて色々なお店のものを食べ比べしてみるのも楽しいです。💕

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予約必須の人気店 ※今年の予約はすでに終了【樫田堂 (かしだどう) 】

石川県金沢市金石にある樫田堂 (かしだどう) の店舗外観

創業50年を超える老舗和菓子店。
金沢市金石 (かないわ) にある酒饅頭が有名な和菓子屋さんです。

2019年は6月1日より予約受付が開始されましたが、すでに製造予定数に達したそうで、今年の予約は終了しています。

ただ、6月22日から数日間は店頭販売も行っているそう。 (注:6月28日~7月1日は予約販売のみ) 。

お店は金石のほか、内灘にもありますよ。😃

≪過去記事≫
金石名物、樫田堂 (かしだどう) の酒まんじゅうが格別!ファンが多いのも納得。

店名 樫田堂 (かしだどう)
本店住所 〒920-0335
石川県金沢市金石東1丁目4-7
TEL 076-267-2464

📝 食レポ追記

一足早くこちらの氷室まんじゅうを購入しました。

樫田堂の氷室まんじゅう 1つ140円
▲ 樫田堂の氷室まんじゅう 1個140円

6月22日 (土) の午後2時頃に予約していた分を受け取りに伺ったんですが、お店の入口にはすでに「本日の氷室万頭は売り切りました」との張り紙が。

いや~すごい人気。。だってまだ22日ですよ?
金沢市民は一体どれだけ樫田堂の氷室饅頭を待ち焦がれていたのか…😅

白・ピンク・緑、どれも瑞々しいこしあんです。
▲ 半分に割ってみた様子。3色とも瑞々しいこしあんです。

かくいう私もフライングで、ほわっほわの美味しいお饅頭を頂いたのでした。 (笑)

春日神社の名水を使用した氷室饅頭が好評【生菓子谷屋 (たにや) 】

金沢市野町「生菓子 谷屋」の外観

金沢市野町にある明治35年創業の小さな和菓子屋さん。

片町方面から犀川大橋を渡ってすぐ、ひとつめの交差点 (犀川大橋南詰) の角にあるため、観光客の方も訪れやすいお店です。“谷” と書かれた白い暖簾と、店横の四角い白い看板が目印。

毎年、増泉にある春日神社の地下水を使った氷室饅頭が好評です。隠れファンが多くこちらも入手困難な逸品で、私もまだ食べたことがありません。。

店名 生菓子谷屋 (たにや)
住所 〒921-8031
石川県金沢市野町2丁目1-1
TEL 076-241-4086

販売のお知らせや詳細は、毎年、春日神社のブログで確認できます。

金沢市増泉 春日神社のブログ

 

以上、8店舗のご紹介でした。

氷室まんじゅう選びの参考にして頂ければ嬉しいです。(yωy*)

 

ーあとがき

本当は、石川県の和菓子屋さんで販売されているすべての “ひむまん” を制覇したいのですが…
いかんせん、お店が多すぎるっ!

でも来年から、この記事に追記していきたいと思います。

それでは、また。(。・ω・。)ノ

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